1301 極洋 2020-02-07 11:30:00
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月7日
上場会社名 株式会社 極洋 上場取引所 東
コード番号 1301 URL https://www.kyokuyo.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 井上 誠
問合せ先責任者 (役職名) 取締役企画部長 (氏名) 木山 修一 TEL 03-5545-0703
四半期報告書提出予定日 2020年2月10日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 205,436 3.9 2,616 △20.2 2,979 △24.1 1,739 △30.5
2019年3月期第3四半期 197,783 △0.3 3,280 △15.1 3,923 △3.5 2,501 △10.2
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 2,126百万円 (△21.0%) 2019年3月期第3四半期 2,692百万円 (△20.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 160.76 ―
2019年3月期第3四半期 231.46 221.79
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 131,659 33,405 25.3
2019年3月期 114,673 31,996 27.7
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 33,320百万円 2019年3月期 31,821百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― ― ― 70.00 70.00
2020年3月期 ― ― ―
2020年3月期(予想) 70.00 70.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 280,000 9.3 4,000 4.4 4,500 1.5 3,000 3.0 277.29
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
KYOKUYO GLOBAL
新規 1 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
SEAFOODS Co.,Ltd.
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 10,928,283 株 2019年3月期 10,928,283 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 109,203 株 2019年3月期 109,112 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 10,819,094 株 2019年3月期3Q 10,807,451 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社極洋(1301) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………P2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………P3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………P3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………P4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 ………………………………………………………………P6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………P8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………P8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………P8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………P8
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株式会社極洋(1301) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが長引いているものの、雇
用・所得環境の改善が進み、緩やかな回復が続いております。
水産・食品業界におきましては、人手不足による労働コスト・物流コストの上昇に加え、世界的な
水産物需要の増大による買付コストの上昇など、厳しい状況が続いております。
このような状況のもとで、中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』 (2018年度~2020年度)の2年目
として、『魚を中心とした総合食品会社として、高収益構造への転換をはかり、資源、環境、労働な
どの社会的要請を踏まえ、事業のウイングの拡大と時間価値の提供により企業価値の向上を目指す』
という基本方針のもと、『ESG重視の事業活動』を通じて『拡大』『強化』『均衡』の各戦略を進め、
高収益構造へ大きく転換していくことを目指し、目標達成に向け取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は2,054億36百万円(前年同期比3.9%
増)、営業利益は26億16百万円(前年同期比20.2%減)、経常利益は29億79百万円(前年同期比24.1
%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億39百万円(前年同期比30.5%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
①水産商事セグメント
最大の需要期である年末商戦において積極的な販売を行い、エビ・北洋魚などの取扱いが伸長しま
した。また海外でも日本産サバ・イワシ・ホタテなどの輸出や、米国子会社による北米販売が堅調に
推移しました。そのため、第3四半期は前期を上回る利益となりましたが、鮭鱒で損失計上を余儀な
くされた上半期を補うまでには至りませんでした。この結果、売上は前年同期を上回りましたが、利
益は前年同期を下回りました。
水産商事セグメントの売上高は1,016億61百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は14億82百万円
(前年同期比30.7%減)となりました。
②冷凍食品セグメント
水産冷凍食品事業では寿司種を中心とした生食用商品や、切身・煮魚・焼魚などの加熱用商品の拡
販に努めました。調理冷凍食品事業ではカニ風味かまぼこやエビフライなどの水産フライが伸長し、
家庭用冷凍食品事業ではお弁当商品に加え、米飯類や煮魚などアイテムの多様化に努めました。この
結果、売上・利益とも前期を上回りました。
冷凍食品セグメントの売上高は659億39百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は10億4百万円
(前年同期比20.5%増)となりました。
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株式会社極洋(1301) 2020年3月期 第3四半期決算短信
③常温食品セグメント
缶詰は、イワシ缶・カツオ缶・サンマ缶の販売が伸長し、また珍味製品も堅調に推移しました。ま
た、利益面では原料価格高騰が続くなか、価格改定や規格変更などにより利益率の改善を進めまし
た。この結果、売上・利益とも前年同期を上回りました。
常温食品セグメントの売上高は144億92百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は5億33百万円
(前年同期比46.8%増)となりました。
④物流サービスセグメント
前期10月に行った連結子会社における会社分割及び株式譲渡により、売上は前年同期を下回りまし
たが、入庫貨物の確保を図り、配送事業強化に努めた結果、利益は前年同期を上回りました。
物流サービスセグメントの売上高は7億27百万円(前年同期比4.7%減)、営業利益は2億59百万
円(前年同期比23.5%増)となりました。
⑤鰹・鮪セグメント
加工及び販売事業では、カツオタタキ・マグロタタキなど加工品の販売が伸長し、養殖事業では生
育に応じた出荷を進めたことで、販売が伸長しました。一方、海外まき網事業では、水揚数量、魚価
が前年同期を下回り、経費削減に努めたものの、収支が悪化しました。この結果、売上は前年同期を
上回りましたが、利益は前年同期を下回りました。
鰹・鮪セグメントの売上高は223億7百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は1億28百万円(前
年同期比78.8%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ169億85百万円増加し、1,316
億59百万円となりました。
流動資産は、受取手形及び売掛金やたな卸資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比
べ158億54百万円増加し、1,052億79百万円となりました。固定資産は、有形固定資産や投資その他の
資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ11億31百万円増加し、263億80百万円とな
りました。
負債合計は、支払手形及び買掛金や借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ
155億77百万円増加し、982億54百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ14億8百万円増加し、334億5百万円となりました。
この結果、自己資本比率は25.3%(前連結会計年度末比2.4ポイント減)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想に関しましては、2019年11月5日に公表した業績予想から修正は行っておりま
せん。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,818 5,355
受取手形及び売掛金 35,540 51,958
たな卸資産 44,947 45,184
その他 4,126 2,788
貸倒引当金 △7 △8
流動資産合計 89,425 105,279
固定資産
有形固定資産 14,981 15,545
無形固定資産
のれん ― 10
その他 549 524
無形固定資産合計 549 534
投資その他の資産
投資有価証券 6,248 7,028
その他 5,262 5,064
貸倒引当金 △1,793 △1,793
投資その他の資産合計 9,717 10,300
固定資産合計 25,248 26,380
資産合計 114,673 131,659
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株式会社極洋(1301) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,208 14,920
短期借入金 24,469 39,494
コマーシャル・ペーパー 10,000 10,000
未払法人税等 472 770
引当金 941 419
その他 9,637 9,201
流動負債合計 54,730 74,806
固定負債
長期借入金 23,193 18,591
引当金 111 347
退職給付に係る負債 4,369 4,241
資産除去債務 51 51
その他 221 216
固定負債合計 27,946 23,448
負債合計 82,677 98,254
純資産の部
株主資本
資本金 5,664 5,664
資本剰余金 1,308 1,308
利益剰余金 24,618 25,597
自己株式 △244 △244
株主資本合計 31,346 32,325
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,183 1,604
繰延ヘッジ損益 23 44
為替換算調整勘定 172 157
退職給付に係る調整累計額 △903 △810
その他の包括利益累計額合計 475 995
非支配株主持分 174 84
純資産合計 31,996 33,405
負債純資産合計 114,673 131,659
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 197,783 205,436
売上原価 179,411 186,586
売上総利益 18,372 18,850
販売費及び一般管理費 15,091 16,233
営業利益 3,280 2,616
営業外収益
受取利息 24 4
受取配当金 104 122
持分法による投資利益 161 114
補助金収入 322 242
為替差益 218 109
その他 188 166
営業外収益合計 1,020 759
営業外費用
支払利息 326 339
貸倒引当金繰入額 △0 ―
その他 51 56
営業外費用合計 377 396
経常利益 3,923 2,979
特別利益
固定資産処分益 2 1
投資有価証券売却益 0 12
国庫補助金等収入 5 0
特別利益合計 8 14
特別損失
固定資産処分損 3 6
減損損失 ― 15
災害による損失 66 71
訴訟損失引当金繰入額 ― 168
固定資産圧縮損 5 0
投資有価証券評価損 14 0
和解金 153 ―
その他 21 ―
特別損失合計 265 261
税金等調整前四半期純利益 3,666 2,733
法人税、住民税及び事業税 806 1,131
法人税等調整額 322 2
法人税等合計 1,128 1,134
四半期純利益 2,537 1,598
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,501 1,739
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
36 △140
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社極洋(1301) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △91 421
繰延ヘッジ損益 117 21
為替換算調整勘定 17 △7
退職給付に係る調整額 112 92
その他の包括利益合計 155 528
四半期包括利益 2,692 2,126
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,651 2,259
非支配株主に係る四半期包括利益 41 △132
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株式会社極洋(1301) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
損益及び
物流 調整額
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 合計 包括利益計
サービス (注1)
算書計上額
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 96,875 63,405 14,395 763 22,049 293 197,783 - 197,783
セグメント間の内部売
27,545 4,030 186 1,335 2,711 927 36,737 △36,737 -
上高又は振替高
計 124,420 67,436 14,581 2,099 24,761 1,221 234,520 △36,737 197,783
セグメント利益又は
2,139 833 363 210 603 △104 4,046 △766 3,280
損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額766百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用864百万円
が含まれております。全社費用は、主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
損益及び
物流 調整額
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 合計 包括利益計
サービス (注1)
算書計上額
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 101,661 65,939 14,492 727 22,307 308 205,436 - 205,436
セグメント間の内部売
27,165 3,890 228 1,387 3,077 961 36,711 △36,711 -
上高又は振替高
計 128,827 69,829 14,721 2,114 25,384 1,269 242,147 △36,711 205,436
セグメント利益又は
1,482 1,004 533 259 128 △16 3,392 △775 2,616
損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額775百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用865百万円
が含まれております。全社費用は、主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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