1301 極洋 2019-05-13 11:30:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月13日
上場会社名 株式会社 極洋 上場取引所 東
コード番号 1301 URL http://www.kyokuyo.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 井上 誠
問合せ先責任者 (役職名) 取締役企画部長 (氏名) 木山 修一 TEL 03-5545-0703
定時株主総会開催予定日 2019年6月25日 配当支払開始予定日 2019年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 256,151 0.5 3,831 △5.8 4,434 △0.1 2,914 △9.2
2018年3月期 254,783 7.7 4,066 9.2 4,437 19.6 3,211 32.5
(注)包括利益 2019年3月期 3,156百万円 (△10.9%) 2018年3月期 3,543百万円 (24.0%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 269.63 261.09 9.6 4.0 1.5
2018年3月期 304.29 283.39 11.9 4.4 1.6
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 207百万円 2018年3月期 104百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 114,673 31,996 27.7 2,941.26
2018年3月期 106,297 29,243 27.2 2,679.00
(参考) 自己資本 2019年3月期 31,821百万円 2018年3月期 28,889百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 △4,118 △2,494 5,958 4,621
2018年3月期 3,201 △1,179 255 4,977
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― ― ― 60.00 60.00 649 19.7 2.4
2019年3月期 ― ― ― 70.00 70.00 760 26.0 2.5
2020年3月期(予想) ― ― ― 70.00 70.00 19.9
3. 2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 286,000 11.7 5,500 43.6 5,400 21.8 3,800 30.4 351.23
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 10,928,283 株 2018年3月期 10,928,283 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 109,112 株 2018年3月期 144,712 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 10,810,381 株 2018年3月期 10,552,710 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 250,680 1.1 2,645 △7.3 2,777 △3.3 1,551 △33.9
2018年3月期 247,950 8.7 2,853 △10.5 2,870 1.2 2,348 7.0
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 143.49 138.94
2018年3月期 222.51 207.22
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 97,436 24,317 25.0 2,247.61
2018年3月期 89,520 22,961 25.6 2,129.28
(参考) 自己資本 2019年3月期 24,317百万円 2018年3月期 22,961百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいてお
り、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況(次期の業績
予想)」をご覧ください。
当社は、2019年5月16日に機関投資家向け説明会を開催する予定です。この説明会で配布する決算説明資料については、開催後速やかに当社ホーム
ページに掲載する予定です。
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………P2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………P2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………P3
(3)利益分配に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………P4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………P4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………P5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………P5
(2)連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………P7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………P9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………P11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………P13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………P13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………P13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………P18
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………P18
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
①全体の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、雇用・所得
環境の改善が進み、緩やかな回復が続いております。
水産・食品業界におきましては、人手不足による労働コスト・物流コストの上昇に加え、世界的
な水産物需要の増大による買付コストの上昇など、厳しい状況は続いております。
このような状況のもとで、中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』 (2018年度~2020年度)の初年
度として、『魚を中心とした総合食品会社として、高収益構造への転換をはかり、資源、環境、労
働などの社会的要請を踏まえ、事業ウイングの拡大と時間価値の提供により企業価値向上を目指
す』という基本方針のもと、『ESG重視の事業活動』を通じて『拡大』『強化』『均衡』の各戦略
を進め、高収益構造へ大きく転換していくことを目指し、取り組んでまいりました。
その結果、当社グループの売上高は2,561億51百万円(前期比0.5%増)、営業利益は38億31百万
円(前期比5.8%減)、経常利益は44億34百万円(前期比0.1%減)、親会社株主に帰属する当期純
利益29億14百万円(前期比9.2%減)となりました。
②セグメントの概況
当連結会計年度より報告セグメントの変更を行っており、当連結会計年度の比較・分析は、変更
後のセグメント区分に基づいています。詳細は、3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表
に関する注記事項(セグメント情報等)「2 報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧くださ
い。
(水産商事セグメント)
水産商事において、国内では鮭鱒などの付加価値加工品の取扱いは伸びましたが、市況が低迷し
たエビや北洋魚などの販売は前年を下回りました。一方、海外では日本産サバ・イワシの輸出、米
国子会社による米国内販売が伸長しました。結果、下半期は前年を上回る利益を計上することがで
きましたが、苦戦を強いられた上半期の業績を補うまでには至らず、売上・利益ともに前期を下回
りました。
水産商事セグメントの売上高は1,249億52百万円(前期比4.5%減)、営業利益は24億44百万円
(前期比6.4%減)となりました。
(冷凍食品セグメント)
水産冷凍食品事業では寿司種を中心とした生食用商品及び切身・煮魚などの加熱用商品の拡販に
努め、特に煮魚などの個食タイプの販売が伸長しました。調理冷凍食品事業ではカニ風味かまぼこ
が、家庭用冷凍食品事業では塩釜工場製品の販売が順調に推移しました。この結果、売上・利益と
もに前期を上回りました。
冷凍食品セグメントの売上高は824億5百万円(前期比10.8%増)、営業利益は9億32百万円
(前期比3.9%増)となりました。
(常温食品セグメント)
缶詰販売は、サバ缶の需要拡大により発生した供給不足に対し、イワシ缶などその他水産缶詰の
販売に注力しましたが、補うことができませんでした。一方、珍味製品においては、販売が好調に
推移したほか、規格変更などでコストアップ対策に取り組みました。この結果、売上は前期並みと
なりましたが、利益は前期を上回りました。
常温食品セグメントの売上高は189億76百万円(前期比0.0%増)、営業利益は4億82百万円(前
期比32.5%増)となりました。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(物流サービスセグメント)
連結子会社において会社分割及び株式譲渡を行なったことにより、売上は前期を下回りました
が、入庫貨物の確保を図り、配送事業の強化に努めた結果、利益は前期を上回りました。
物流サービスセグメントの売上高は9億94百万円(前期比3.9%減)、営業利益は2億65百万円
(前期比6.9%増)となりました。
(鰹・鮪セグメント)
加工及び販売事業では、クロマグロなど脂物製品や、マグロタタキ、カツオ加工品の取扱いを伸
ばしました。一方、養殖事業は台風被害などにより養殖魚の生育に影響が出たほか、海外まき網事
業は、前期と比べ水揚げ数量は上回ったものの、魚価が大幅に下落したことで、売上・利益とも前
期を下回りました。
鰹・鮪セグメントの売上高は284億42百万円(前期比2.4%減)、営業利益は7億37百万円(前期
比28.4%減)となりました。
③次期の業績予想
次期におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が見込まれるものの、世界経済の不確実性など先
行きは不透明な状況にあります。水産・食品業界におきましても、原料価格の高止まり、人手不足
による労働コストの上昇や企業間競争の激化など、引き続き厳しい経営環境が想定されます。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画『Change Kyokuyo 2021』の2年目に向け
て、新たな気持ちで取り組んでまいります。
次期の連結業績は、売上高2,860億円、営業利益55億円、経常利益54億円、親会社株主に帰属す
る当期純利益38億円を見込んでおります。
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び総資産の概況
総資産は、前連結会計年度末に比べ83億76百万円増加し、1,146億73百万円となりました。
流動資産は、たな卸資産や受取手形及び売掛金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に
比べ82億6百万円増加し、894億25百万円となりました。固定資産は、投資有価証券が増加したこ
となどにより、前連結会計年度末に比べ1億69百万円増加し、252億48百万円となりました。
負債合計は、借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ56億23百万円増加し、
826億円77百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ27億53百万円増加し、319億96百万円となりました。
この結果、自己資本比率は27.7%(前連結会計年度末比0.5ポイント増)となりました。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加などにより、
41億18百万円の支出となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出などにより、24億94百万円の
支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の増加などにより、59億58百万円の収入となりま
した。
この結果、現金及び現金同等物の期末残高は期首残高より3億55百万円減少し、46億21百万円と
なりました。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率 25.5 23.9 25.6 27.2 27.7
時価ベースの自己資本比率 34.9 29.8 32.9 39.1 27.0
キャッシュ・フロー対有利子
- 18.8 85.5 16.1 -
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
- 6.3 1.5 7.4 -
レシオ
※自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により計算しています。
3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュフロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用してい
ます。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象にし
ています。また利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。
4.2015年3月期及び2019年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率、インタレスト・カバレッジ・レシオ
は、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。
(3)利益分配に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主に対する適切な利益還元を経営の重要な課題のひとつと位置付けており、企業体質
の強化及び将来の事業展開に備えるための内部留保の充実を図るとともに、安定配当を継続しつつ
も、中長期的な利益成長による配当水準の向上を目指します。
内部留保資金につきましては、有利子負債の削減に充当する一方、国内外の生産および販売拠点
の強化、市場ニーズに応える商品開発、人材育成のための教育投資、情報システムの強化、物流の
合理化などに有効に活用する方針です。
当社は会社法第459条の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができ
る旨を定款で定めておりますが、当期の期末配当につきましては、前期に比べ10円増配の1株当た
り70円の普通配当といたしたく、第96回定時株主総会にお諮りいたします。
次期の期末配当は1株当たり70円の配当を予定しています。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は日本基準を適用しています。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきまして
は、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,046 4,818
受取手形及び売掛金 32,879 35,540
商品及び製品 29,943 34,458
仕掛品 2,854 3,049
原材料及び貯蔵品 7,124 7,439
その他 3,382 4,126
貸倒引当金 △13 △7
流動資産合計 81,218 89,425
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,196 5,776
機械装置及び運搬具(純額) 3,436 3,851
船舶(純額) 803 733
土地 4,069 3,858
リース資産(純額) 351 298
建設仮勘定 79 39
その他(純額) 440 423
有形固定資産合計 15,377 14,981
無形固定資産
のれん 11 -
リース資産 42 19
その他 443 530
無形固定資産合計 497 549
投資その他の資産
投資有価証券 5,272 6,248
繰延税金資産 2,627 2,181
その他 3,119 3,080
貸倒引当金 △1,816 △1,793
投資その他の資産合計 9,203 9,717
固定資産合計 25,078 25,248
資産合計 106,297 114,673
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 10,693 9,208
短期借入金 19,384 24,469
コマーシャル・ペーパー 10,000 10,000
1年内償還予定の新株予約権付社債 1,850 -
リース債務 180 158
未払法人税等 771 472
賞与引当金 954 933
役員賞与引当金 11 8
その他 8,253 9,479
流動負債合計 52,100 54,730
固定負債
長期借入金 19,800 23,193
リース債務 259 202
特別修繕引当金 107 34
役員株式給付引当金 64 77
退職給付に係る負債 4,610 4,369
資産除去債務 54 51
長期未払金 54 17
その他 2 1
固定負債合計 24,954 27,946
負債合計 77,054 82,677
純資産の部
株主資本
資本金 5,664 5,664
資本剰余金 1,261 1,308
利益剰余金 22,218 24,618
自己株式 △315 △244
株主資本合計 28,828 31,346
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 928 1,183
繰延ヘッジ損益 △68 23
為替換算調整勘定 200 172
退職給付に係る調整累計額 △999 △903
その他の包括利益累計額合計 60 475
非支配株主持分 353 174
純資産合計 29,243 31,996
負債純資産合計 106,297 114,673
― 6 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(2)連結損益及び包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 254,783 256,151
売上原価 231,180 232,446
売上総利益 23,603 23,705
販売費及び一般管理費
販売費 13,199 13,609
一般管理費 6,337 6,263
販売費及び一般管理費合計 19,536 19,873
営業利益 4,066 3,831
営業外収益
受取利息 27 32
受取配当金 77 104
持分法による投資利益 104 207
補助金収入 129 338
為替差益 254 198
その他 216 241
営業外収益合計 809 1,123
営業外費用
支払利息 433 443
貸倒引当金繰入額 △54 △0
その他 59 77
営業外費用合計 438 520
経常利益 4,437 4,434
特別利益
固定資産処分益 11 3
国庫補助金等収入 1,565 121
投資有価証券売却益 ― 0
特別利益合計 1,576 125
特別損失
固定資産処分損 7 33
減損損失 ― 156
災害による損失 ― 66
和解金 ― 161
固定資産圧縮損 1,450 118
投資有価証券評価損 ― 12
ゴルフ会員権評価損 2 -
投資有価証券売却損 1 -
その他 ― 21
特別損失合計 1,461 570
税金等調整前当期純利益 4,552 3,989
法人税、住民税及び事業税 1,474 990
法人税等調整額 △58 251
法人税等合計 1,416 1,242
当期純利益 3,136 2,746
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益 3,211 2,914
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △75 △168
― 7 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 514 255
繰延ヘッジ損益 △327 91
為替換算調整勘定 138 △32
退職給付に係る調整額 81 95
その他の包括利益合計 407 409
包括利益 3,543 3,156
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,597 3,329
非支配株主に係る包括利益 △54 △173
― 8 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,664 750 19,637 △749 25,301
当期変動額
剰余金の配当 △630 △630
親会社株主に帰属す
3,211 3,211
る当期純利益
自己株式の取得 △149 △149
自己株式の処分 511 583 1,094
持分法の適用範囲の
―
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― 511 2,580 434 3,526
当期末残高 5,664 1,261 22,218 △315 28,828
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係る
包括利益
評価差額金 損益 調整勘定 調整累計額
累計額合計
当期首残高 413 259 82 △1,080 △325 415 25,391
当期変動額
剰余金の配当 △630
親会社株主に帰属す
3,211
る当期純利益
自己株式の取得 △149
自己株式の処分 1,094
持分法の適用範囲の
―
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 514 △327 117 81 386 △61 324
額)
当期変動額合計 514 △327 117 81 386 △61 3,851
当期末残高 928 △68 200 △999 60 353 29,243
― 9 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,664 1,261 22,218 △315 28,828
当期変動額
剰余金の配当 △649 △649
親会社株主に帰属す
2,914 2,914
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 47 70 118
持分法の適用範囲の
134 134
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― 47 2,399 70 2,518
当期末残高 5,664 1,308 24,618 △244 31,346
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係る
包括利益
評価差額金 損益 調整勘定 調整累計額
累計額合計
当期首残高 928 △68 200 △999 60 353 29,243
当期変動額
剰余金の配当 △649
親会社株主に帰属す
2,914
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 118
持分法の適用範囲の
134
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 255 91 △27 95 414 △179 235
額)
当期変動額合計 255 91 △27 95 414 △179 2,753
当期末残高 1,183 23 172 △903 475 174 31,996
― 10 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,552 3,989
減価償却費 1,814 1,882
減損損失 ― 156
貸倒引当金の増減額(△は減少) △66 △29
賞与引当金の増減額(△は減少) 89 △20
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 2 △3
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 64 △102
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 42 27
特別修繕引当金の増減額(△は減少) 21 △72
受取利息及び受取配当金 △104 △137
支払利息 433 443
投資有価証券評価損益(△は益) ― 12
投資有価証券売却損益(△は益) 1 △0
固定資産処分損益(△は益) △3 30
固定資産圧縮損 1,450 118
国庫補助金等収入 △1,565 △121
売上債権の増減額(△は増加) △3,777 △2,777
その他の債権の増減額(△は増加) 337 △2,198
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,102 △5,046
その他の投資増減額(△は増加) △7 20
仕入債務の増減額(△は減少) 4,722 △1,415
その他の債務の増減額(△は減少) 363 1,223
その他 △78 △178
小計 5,190 △4,200
利息及び配当金の受取額 115 185
利息の支払額 △431 △445
国庫補助金等の受取額 76 1,611
法人税等の支払額 △1,749 △1,269
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,201 △4,118
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) ― △127
固定資産の取得による支出 △1,372 △2,064
固定資産の売却による収入 12 5
投資有価証券の取得による支出 △119 △324
投資有価証券の売却による収入 0 1
貸付けによる支出 △16 △19
貸付金の回収による収入 316 38
その他 ― △2
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,179 △2,494
― 11 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 716 5,130
長期借入れによる収入 5,512 7,781
長期借入金の返済による支出 △5,151 △4,372
新株予約権付社債の償還による支出 ― △1,750
自己株式の増減額(△は増加) 0 3
配当金の支払額 △630 △649
リース債務の返済による支出 △183 △179
その他 △7 △5
財務活動によるキャッシュ・フロー 255 5,958
現金及び現金同等物に係る換算差額 127 △15
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,405 △670
現金及び現金同等物の期首残高 2,572 4,977
会社分割に伴う現金及び現金同等物の増加額 ― 314
現金及び現金同等物の期末残高 4,977 4,621
― 12 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役
会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもの
であります。
当社は、製品・サービス別に「水産商事」、「冷凍食品」、「常温食品」、「物流サービス」、
「鰹・鮪」、「その他」を報告セグメントとしております。
「水産商事」は、水産物の買付及び加工、販売を行っております。
「冷凍食品」は、冷凍食品の製造及び販売を行っております。
「常温食品」は、缶詰・海産物珍味の製造及び販売を行っております。
「物流サービス」は、冷蔵倉庫業を行っております。
「鰹・鮪」は、カツオ・マグロの漁獲、養殖、買付及び加工、販売を行っております。
「その他」は、保険代理店業等を行っております。
2 報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、当社グループ内の管理区分を見直したことに伴い、従来「水産商事」に属
しておりました㈱エィペックス・キョクヨーを「冷凍食品」の区分に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しており、
「4 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」の
前連結会計年度に記載しております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会
計処理の方法と概ね同一であります。なお、報告セグメント間の取引は、市場価格等に基づいてお
ります。
― 13 ―
株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
4 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
連結
物流
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 計 調整額(注) 財務諸表
サービス
計上額
売上高
外部顧客への売上高 130,847 74,396 18,973 1,035 29,145 384 254,783 ― 254,783
セグメント間の内部
29,402 4,452 257 1,661 2,036 1,236 39,048 △39,048 ―
売上高又は振替高
計 160,250 78,849 19,230 2,697 31,182 1,621 293,832 △39,048 254,783
セグメント利益
2,612 897 363 248 1,029 △66 5,086 △1,019 4,066
又は損失(△)
セグメント資産 43,447 34,780 8,474 1,197 19,459 1,390 108,750 △2,453 106,297
その他の項目
減価償却費 70 681 150 100 616 16 1,637 189 1,826
持分法適用会社への
314 ― ― ― 70 ― 385 ― 385
投資額
有形固定資産及び
無形固定資産の 74 525 30 50 615 12 1,308 262 1,571
増加額
(注)1.調整額は以下の通りであります。
ア.セグメント利益又は損失の調整額1,019百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,132百
万円が含まれております。全社費用は主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
イ.セグメント資産の調整額2,453百万円は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金
(投資有価証券)、管理部門に係る資産等及び連結調整におけるセグメント間消去であります。
ウ.減価償却費の調整額189百万円は、主に管理部門の電算機及びソフトウェアの償却額であります。
エ.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額262百万円は、主に本社管理部門の設備投資であります。
2.セグメント利益又は損失は連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用とその償却額が含まれてお
ります。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
連結
物流
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 計 調整額(注) 財務諸表
サービス
計上額
売上高
外部顧客への売上高 124,952 82,405 18,976 994 28,442 378 256,151 ― 256,151
セグメント間の内部
34,300 5,139 287 1,732 3,574 1,228 46,262 △46,262 ―
売上高又は振替高
計 159,253 87,545 19,263 2,727 32,017 1,606 302,413 △46,262 256,151
セグメント利益
2,444 932 482 265 737 △148 4,713 △882 3,831
又は損失(△)
セグメント資産 46,483 38,011 8,705 1,184 19,974 1,318 115,676 △1,002 114,673
その他の項目
減価償却費 76 723 148 91 644 17 1,700 193 1,894
持分法適用会社への
592 ― ― ― 93 ― 686 ― 686
投資額
有形固定資産及び
無形固定資産の 67 955 46 297 539 18 1,924 282 2,207
増加額
(注)1.調整額は以下の通りであります。
ア.セグメント利益又は損失の調整額882百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用1,061百万
円が含まれております。全社費用は主に親会社本社の総務部門等管理部門に係る費用であります。
イ.セグメント資産の調整額1,002百万円は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金
(投資有価証券)、管理部門に係る資産等及び連結調整におけるセグメント間消去であります。
ウ.減価償却費の調整額193百万円は、主に管理部門の電算機及びソフトウェアの償却額であります。
エ.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額282百万円は、主に本社管理部門の設備投資であります。
2.セグメント利益又は損失は連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用とその償却額が含まれてお
ります。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 その他 合計
233,863 20,920 254,783
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額
の10%未満であるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
特定の外部顧客への売上高が連結損益及び包括利益計算書の売上高の10%以上とならない
ため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 その他 合計
230,005 26,145 256,151
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
※当連結会計年度において、海外売上高が連結損益及び包括利益計算書の売上高の10%を超えたため、
開示いたします。なお、前連結会計年度につきましては、海外売上高は連結損益及び包括利益計算書の
売上高の10%を超えておりませんが、比較情報として開示しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額
の10%未満であるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
特定の外部顧客への売上高が連結損益及び包括利益計算書の売上高の10%以上とならない
ため、記載を省略しております。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
物流
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 全社・消去 合計
サービス
減損損失 ― ― ― ― 156 ― ― 156
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
物流
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 全社・消去 合計
サービス
当期償却額 ― ― 22 ― ― ― ― 22
当期末残高 ― ― 11 ― ― ― ― 11
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
物流
水産商事 冷凍食品 常温食品 鰹・鮪 その他 全社・消去 合計
サービス
当期償却額 ― ― 11 ― ― ― ― 11
当期末残高 ― ― ― ― ― ― ― ―
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)及び当連結会計年度(自 2018年
4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
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株式会社極洋(1301) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 2,679.00円 2,941.26円
1株当たり当期純利益金額 304.29円 269.63円
潜在株式調整後
283.39円 261.09円
1株当たり当期純利益金額
(注)1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下の
とおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 3,211 2,914
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
3,211 2,914
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 10,552 10,810
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) ― ―
普通株式増加数(千株) 778 353
(うち新株予約権付社債(千株)) (778) (353)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
(注)2018年12月10日に転換社債型新株予約権付社債を満期償還したため、2019年3月31日現在潜在株式はあり
ません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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